国土交通省 滋賀国道事務所は2025年6月13日、国道1号「栗東水口(りっとうみなくち)道路I」および主要地方道「大津能登川長浜線(馬場・上砥山工区)」が8月23日(土)に開通すると発表しました。
草津市から湖南市まで信号ナシ!!国土交通省 滋賀国道事務所は2025年6月13日、国道1号「栗東水口(りっとうみなくち)道路I」および主要地方道「大津能登川長浜線(馬場・上砥山工区)」が8月23日(土)に開通すると発表しました。
栗東水口道路の新規開通区間(画像:滋賀国道事務所)。
栗東水口道路は、栗東市から湖南市にかけての国道1号バイパスで、今回、栗東市側へ0.9km延伸。これにより10.2kmの全線が開通します。
これと一体になる大津能登川長浜線は、京滋バイパスの石山IC付近から京滋バイパスおよび名神高速の南側に並行している県道で「山手幹線」とも呼ばれます。草津市から栗東水口道路までが途切れていましたが、草津市側1.0kmが今年3月に先行開通していました。そして残りの2.0kmが開通することで、栗東水口道路と接続を果たします。
山手幹線の新規開通区間と栗東水口道路は、自動車専用規格の本線と側道で構成された高規格道路です。本線部は暫定2車線ですが、草津市の岡本町南交差点(草津川西岸)から、湖南市の中郡橋北交差点まで、約9kmにわたり信号ナシで移動が可能になります。
このルートに並行する国道1号現道の市街地、JR草津駅や南草津駅付近では、交通容量を超過する混雑が発生し、朝夕を中心に渋滞が発生。バイパスへの交通転換による渋滞の緩和が期待されています。
栗東水口道路の事業化は1989年度のこと。