夏休みに間に合いました。
大分市街と大分空港をショートカットで結びます大分県でホーバークラフトを運航する大分第一ホーバードライブは2025年6月26日、大分市と大分空港を結ぶ定期便の運航を1か月後の7月26日(土)より開始すると発表しました。
大分港で操船訓練中の大分第一ホーバードライブのホーバークラフト(乗りものニュース編集部撮影)。
ホーバークラフトは、高圧の空気で水面から浮上して高速航行する船で、一般的な船に必要な港の整備や、航路の水深を要しません。
かつて大分市街と大分空港は、国内唯一のホーバークラフト「大分ホーバーフェリー」が運航されていました。しかし利用者の低迷などで2009(平成21)年に廃止されています。
ただ、やはり陸路をバスや自動車などで行くのは時間がかかるとして、大分県などが再び就航できないか模索していました。
使用される船は、英国グリフォン・ホバーワーク社製の80人乗り3隻で、最高速度は45ノット(約83km/h)です。
運航スケジュールは毎日8便(4往復)で、土日祝日は加えて1便のみ西大分周遊便が設定されます。
運賃は空港アクセス、別府湾周遊ともに大人の場合、現地決済だと2500円、アプリ決済では2000円で、3歳以上小学生以下の小児はいずれも半額になります。また、このほかに障がい者割引運賃が設定されています。