来年から順次配備!

来年に向けた地ならしか

 アメリカ空軍は2025年7月12日、沖縄県にあるアメリカ空軍嘉手納基地に最新鋭の戦闘機であるF-15EX「イーグルII」が一時的に展開したと発表しました。

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アメリカ空軍のF-15EX(画像:アメリカ空軍)。

 F-15EXは、旧式化したF-15C/Dの更新用として導入されるもので、戦闘爆撃機型であるF-15E「ストライクイーグル」をベースに飛行制御システムをフライバイワイヤにし、デジタル式コックピットを備えるほか、最新のAESA(アクティブ・フェイズド・アレイ)レーダーや世界最速のミッションコンピューターなどを搭載し、大幅に性能向上を図っているのが特徴です。

 今回飛来したのは、フロリダ州エグリン空軍基地の第85試験評価中隊に所属するF-15EX 2機で、アメリカ空軍によると現地部隊との統合および導入訓練を目的としているようです。嘉手納基地には、2026年春ごろから順次F-15EXの配備が開始される予定で、2年間をかけて36機が配備されます。今回の飛来は、その配備を前にした事前準備も兼ねたものであるとのことです。

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