主翼が特徴的です。
2028年引き渡し予定アメリカの航空機メーカー、ボーイングは、同社が開発を進める新型貨物専用機「777-8F」の製造を開始したと発表しました。
ボーイングの新型貨物機「777-8F」(画像:ボーイング)。
777-8Fはボーイングが開発を進めている次世代大型双発機「777X」シリーズの貨物型です。搭載できる貨物の重量は構造ペイロード118.2トン、営業ペイロード112.3トンで、8167km(4410海里)の航続距離を持ちます。設計の特徴は主翼で、長い翼幅でも既存の空港施設に対応できるよう、“折りたたみ式”が採用されています。なお同社によると「この機体は世界最大かつ最も効率的な双発貨物機」とのことです。
同型機の組み立てにおける最初の作業は、主翼の桁に穴を開けるというものだったといいます。現在このモデルは59機の受注を獲得しているとのことで、ANA(全日空)グループもこの機の発注を行っています。
【動画】デカすぎ!主翼もスゴイ!これが「世界最大かつ最も効率的な双発貨物機」全貌です