万一のことを考慮すると、訓練しておくに越したことはないです。

いずも型&ひゅうが型といった大型艦ではよく見るけど…

 海上自衛隊の第4護衛隊群は2025年7月30日、護衛艦で実施された陸上自衛隊との連携訓練の様子を、公式Xで写真付きで公開しました。

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陸上自衛隊のAH-64D戦闘ヘリコプター(柘植優介撮影)。

 用いられたのは第8護衛隊所属の護衛艦「さわぎり」で、船体後部にある飛行甲板で陸上自衛隊の各種ヘリコプターを発着させるというものです。

 ただ、その訓練には「アパッチ」の愛称で知られる戦闘ヘリコプターAH-64Dも含まれていたようで、飛行甲板の上に立った航空機誘導員と連携を取ったり、乗員の帽振れを受けたりする姿を見ることができました。

 AH-64Dは、おおすみ型輸送艦やひゅうが型護衛艦、いずも型護衛艦といった全通飛行甲板を有する、いわゆる空母形状の自衛艦では発着訓練を数多く行っています。その一方、飛行甲板の大きさに制限があり、かつ飛行甲板の前方に各種構造物が林立する汎用護衛艦での発着訓練は少なく、このように写真が公開されることは稀です。

 だからか、SNSでは「DD(汎用護衛艦のこと)にアパッチ着艦したんだ」という驚きのコメントも付いていました。

 なお当該投稿には「いかなる任務にも対応できるよう、陸海の連携を強化し日本の平和を守っていきます」との一文が添えられていました。

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