津軽海峡フェリーの室蘭~青森航路に、新造船「ブルーグレイス」が就航します。
新等級「ファースト」新設津軽海峡フェリーの室蘭~青森航路に、新造船「ブルーグレイス」が就航します。
新造船ブルーグレイス(画像:津軽海峡フェリー)
ブルーグレイスの総トン数は8897トン、全長約144m、定員422人で、トラック65台または乗用車230台を積載可能。現行の「ブルーマーメイド」(2014年建造)を代替します。
現行船にはない「展望浴室」をはじめ、新等級「ファースト」(2人・4人)や「ファースト/わんこ同伴室」を新設。さらに従来の等級であるスタンダードは、マットレス、鍵付きロッカー、コンセントを完備するなど設備を拡充するほか、ビューシート、コンフォートシングルをより利用しやすい価格に変更します。
室蘭~青森航路は、津軽海峡フェリーが2023年10月に就航させた新航路です。
同航路のフェリー就航は、2008(平成20)年に東日本フェリーが撤退して以来15年ぶりでした。室蘭には2018年から川崎近海汽船が宮古(岩手県)や八戸とのあいだにフェリーを運航したものの、これも2022年2月に撤退していました。
ブルーグレイスの就航は、室蘭発が8日(金)20時50分発から、青森発が9日(土)10時40分発から。所要時間は約7時間。運賃は、最も安いスタンダードで大人5090円からです。
就航記念に、ボールペンのプレゼントや、特別版「御船印」の販売(枚数限定)が予定されています。