愛知県道路公社は2025年8月18日、西知多道路の建設に伴い、知多横断道路の常滑IC(愛知県常滑市)の出口を移設すると発表しました。
西知多道路は知多半島の主要南北軸のひとつとして、東海市から知多市の臨海工業地帯を結びます。
中部空港へのアクセスは現在、知多半島道路が便利ですが、伊勢湾岸道に直結しておらず、大高~名古屋南を経由するややこしいルートを強いられます。
西知多道路が完成すれば、三重・東名・新東名方面から最短距離で直感的なネットワークが実現することになります。伊勢湾岸道と交差する東海JCTでは、両者を直接つなぐランプを新設。全線開通は2027年度を目指すとしています。
常滑ICは、この西知多道路の終点として接続する計画で、今後“JCT化”されます。これに先駆けて、常滑ICの出口の位置が9月22日正午頃から変わります。現在より300mほど手前(半田中央JCT方面)へ移り、現在の出口は閉鎖されます。
なお、国道155号・247号「西知多産業道路」の長浦ICも、同様に西知多道路の建設に伴い今年5月14日から出口分岐部が移動しています。