我が国最大級の護衛艦「かが」が2025年8月21日、海上自衛隊横須賀基地に接岸し、その一部始終を収めた動画が注目を集めています。
【動画で見る】横須賀に初接岸する「かが」 至近を動き回る “小船” にも注目
動画を公開したのは、横須賀市汐入町にあるカフェ「ぼなりぃ」。
その一環で、護衛艦「かが」が入港する様子をタイムラプスで撮影した動画を投稿したところ、多くの艦船ファンが「いいね」や「リポスト」を行っており、また「タグボートくん可愛いな」「めっちゃ素敵なタイムラプス」「改装後のかがさんに初めてお目にかかれます」などの声が集まっていました。
「かが」は基準排水量1万9550トン(改修前)、全長248mある、いずも型護衛艦の2番艦で、2017年3月に就役しています。しかし5年後の2022年3月からF-35B戦闘機を運用可能にするための「第1回特別改造工事」がスタート。2年にわたった改造で、艦首形状が台形から四角形へと変更されたほか、甲板上の耐熱塗装や標識の塗り変え、着艦誘導装置の増設なども実施されています。
特別改造工事を終えた「かが」が横須賀基地に着岸するのは今回が初めてになります。同艦は2024年3月に横須賀港へ入港していますが、この時は沖合に停泊しており基地には接岸していません。今回は、ヴェルニー公園から見える逸見岸壁に係留されています。