フランス航空宇宙軍(空軍)は2025年8月20日、フィンランドで実施された北大西洋条約機構(NATO)の多国間演習「アトランティック・トライデント25」において、アメリカ空軍のF-35A「ライトニングII」をロックオンし、“撃墜判定”に至った模様を公式Xで公開しました。
【え、ロックオンしてる!?】これが、F-35をとらえた「ラファール」です(動画)
公開された44秒の動画では、15秒あたりから該当のシーンが映されており、模擬空戦においてフランス空軍の戦闘機「ラファール」がF-35をロックオン。
F-35はステルス性能を備えた第5世代戦闘機であり、ラファールはそれに比べて旧世代に分類される4.5世代機です。そのため、この短いシーンは注目を集めています。
なお、ラファールは2009年にも、アメリカ空軍の第5世代戦闘機F-22「ラプター」との模擬空戦において撃墜判定を取ったことがあり、その性能をアピールしていました。
「アトランティック・トライデント25」にはフランス、アメリカに加え、イギリスおよびフィンランドも参加しています。また、フランス空軍が公開した動画には、フィンランド空軍のF/A-18「ホーネット」がロックオンされる様子も映されています。