三重県にある鈴鹿サーキットで2025年8月24日、スーパーGT2025年シーズン第5戦「SUZUKA GT 300km RACE」の決勝が行われましたが、その際に登場した1台のパトカーに注目が集まりました。
【カッケー!】鈴鹿サーキットを走るNSXパトカーを動画で見る
それは、三重県警に配備されているNSXパトカーです。
これは交通安全の啓発活動の一環で行われているもので、当該画像はピットウォークで展示された際のものになります。その後、決勝レース前のパレードラップでは白バイや「クラウン」パトカーとともに先導などを行い、交通安全を来場者らに呼びかけていました。
三重県警のNSXパトカーは、滋賀県で不動産業を営む男性が今年4月に寄贈したもので、モデルは2代目NSXの前期型になります。配備先は県警の高速道路交通警察隊で、中古車体をベースに白黒の塗装を施し、そこに必要な警察装備を取り付けています。架装費用は、ベース車の本体価格まで含めて約2500万円です。
なお、ホンダが1990年から2005年まで製造していた初代NSXについては、栃木県警がパトカーとして1台運用しています。だからか、前出の画像投稿には、「栃木県警に負けない!」「初代と並んで欲しい!!」「三重にもあるんや!栃木は知っとったけどな」といったコメントも上がっていました。