レクサスは2025年9月9日(火)、新型「IS」を世界初公開しました。
ISは、レクサスのなかでコンパクトセダンとして位置づけられているモデルで、FR(フロントエンジン後輪駆動)というプラットフォームを活かして、スポーツセダンとして認知されています。
初代が誕生したのは1999年で、すでに25年以上の実績を持ち、世界約40の国と地域で累計約130万台を販売してきたベストセラーモデルでもあります。
新型は「IS300h」と「IS350」の2種類が用意されています。走りにおいては、電動パワーステアリング(EPS)を改良することで、操舵フィールの快適性を徹底的に追求。また、リニアソレノイド式AVSの採用により、車両挙動安定と路面からのショック低減を高次元で両立し、さらなる気持ちの良いドライビングを実現しています。
エクステリアでは、フロントフェイスを変え、力強く精悍なスタイリングをより際立たせたデザインに一新。また「F SPORT」には、空力性能を強化した新形状のリヤスポイラーを採用するとともに、足回りには軽快な走りを予感させる新デザインの19インチ軽量アルミホイールが設定されています。なお、ボディカラーは、新色として設定されたニュートリノグレーを加えた計8色となっています。
センターディスプレイは、12.3インチに大型化するとともに、ドライバーの視界に配慮した高い視認性・操作性を確保。それとともに、運転席正面のTFT液晶メーターも12.3インチに大型化し、シンプルでわかりやすいグラフィック表示とすることで、ドライバーが視覚的な情報をダイレクトに受け取れるようにしています。これらにより、インテリアは機能性を考慮し、運転に集中できるデザインにまとめられています。
ほかにも、予防安全技術「Lexus Safety System +」の機能拡充や、高度運転支援技術「アドバンスト ドライブ」の搭載により、運転をサポートし、安全性と快適性を両立させています。
新型ISは、全長が4720mm、全幅1840mm、全高1435mm(AWDは1440mm)。
従来モデル(3代目IS)のデビューが2013年のため、じつに12年ぶりの刷新となった新型IS。発売は2026年初頭以降、順次各エリアで行っていく予定です。