ドイツ政府が、エアバス社製の多用途軍用ヘリコプターH145Mを新たに20機追加購入することが、2025年11月9日に海外メディアの報道で明らかになりました。
【画像】し、シンプル…! これが攻撃ヘリの“代わり”になるヘリH145Mです
今回の調達費用は約10億ユーロ(約1750億円)で、ドイツ連邦軍における特殊作戦部隊の強化および訓練用機の更新を目的としているとされています。
ドイツはもともと、老朽化が進む「タイガー」攻撃ヘリコプターの後継として、H145Mを62機導入する契約を2023年12月に締結しており、契約には追加20機の購入オプションも盛り込まれていました。今回はそのオプションが正式に行使された形になります。
追加購入の資金は、ロシアによるウクライナ侵攻を受けて2024年に創設された、ドイツ軍の近代化を目的とする特別基金から拠出される予定です。この基金は総額1000億ユーロ規模にのぼり、装備の更新、即応力の強化、弾薬の確保など、欧州でも最大級の軍再編プログラムを支えています。
また、H145MのベースとなったH145は、日本の川崎重工業と旧MBB社(現エアバス・ヘリコプターズ)が共同開発した中型双発ヘリコプターで、救急医療、消防・防災、警察、報道、人員・物資輸送など幅広い分野で運用されています。
軍用機タイプのH145Mはさらに役割が拡張されています。モジュラー型の「ミッションパック」を搭載することで、対地ミサイルやロケット弾、機体防御システムなどを装備可能とし、軽攻撃・偵察・特殊作戦支援など複数の任務に対応できます。装備の換装も迅速で、数分以内に軽攻撃ヘリモードから懸垂降下装置を備えた特殊作戦仕様へ切り替えることが可能です。
ドイツ軍では、稼働率の低迷と維持費の高騰に悩まされてきた「タイガー」攻撃ヘリを段階的に退役させ、対戦車ミサイルを運用できるH145Mに置き換える方針を2023年5月に決定。2038年までにタイガーの全機を退役させる計画です。
「タイガー」は導入当初から故障率が高く、2022年4月には稼働機がわずか9機にまで減少し、連邦議会で問題視された経緯があります。

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