高速道路を走行中に前方で渋滞が発生しているのを発見した際、多くのドライバーが非常点滅表示灯(ハザードランプ)を点灯させます。これは後続車に危険を知らせるための行動として、現在では広く浸透していますが、実は道路交通法で義務付けられた運転操作ではありません。
【グラフ・写真で見る】これが「ハザードの点灯」アンケート結果です
渋滞の最後尾でのハザードランプ点灯は、渋滞を認識したら後続車にハザードランプで知らせ、その後続車もまたハザードランプでさらに後続へと危険を知らせる、という使用法が一般的ですが、これはもともとトラック運転手など、職業ドライバーの間で広まっていった“慣習”と言われています。
道路交通法によると、ハザードランプの点灯が義務付けられているのは、「夜間に幅5.5m以上の道路で駐停車する時」と「通学・通園バスが園児や児童の乗降のために停車する時」の主に2つです。
また高速道路上においては、故障などで緊急停止する際に、三角表示板などの停止表示器材を設置するのが義務づけられています。しかし、ハザードランプの点灯は「安全確保のために強く推奨」とはなっているものの、必ず行うようには明記されていません。
そして、渋滞を発見して減速、停止するまでの過程でのハザードランプの点灯は、実は法律で定められた運転行動ではないのです。
「渋滞時のハザード点灯」実際にはどれくらいの人がやってる?その一方、警視庁では、道交法などで定められていない用法でのハザードランプの点灯は「推奨しているものではない」としていますが、渋滞末尾での使用は、事故を防ぐサインとしてドライバーに広く使用されていることは認識しています。
渋滞時のハザード点灯は、今や広く知られるように(画像:写真AC)
また、2018年には静岡県内の高速道路で追突事故が相次いだことから、同県警高速道路交通警察隊(高速隊)が、渋滞最後尾におけるハザードランプの点灯を呼びかけたことありました。
さらに、2021年に「乗りものニュース」が実施した読者アンケートでは、回答者589人のうち、88.5%が「渋滞の末尾でハザードランプを点灯する」と回答。このように、渋滞最後尾でのハザードランプ点灯は、自分が原因となる交通事故を起こさないための「防衛運転」の手法として、現在では広く浸透しています。
また、近年発売されているクルマでは、急ブレーキ時にハザードランプを自動点滅させ、追突される可能性を低減する「エマージェンシーストップシグナル(ESS)」の採用も増えています。追突防止の意味でのハザードランプ点灯は、一部で自動化されてもいるわけです。

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