国土交通省東北地方整備局仙台河川国道事務所は2025年11月13日、建設を進めてきた国道108号古川東バイパスが、12月21日(日)15時に全線開通すると発表しました。
国道108号は、宮城県石巻市を起点とし、大崎市、秋田県湯沢市などを経由して由利本荘市に至る道路です。
このうち古川東バイパスは、大崎市内の古川鶴ヶ埣(つるがそね、国道108号現道)から古川稲葉(国道4号)までの5.1kmを結びます。東側の3.5kmは2020年3月までに開通しており、今回は西側の残り1.6kmが開通。これにより大崎市中心部を迂回する新たなルートが完成します。
東北道からだと、三本木スマートICから国道4号を経由し、美里町や涌谷町方面に向かう際のアクセス性が向上します。
仙台河川国道事務所によると、市中心部を通過する国道108号(現道)は交通量が多く、慢性的に混雑しているといいます。今回のバイパス全線開通で、市中心部の混雑緩和や事故減少による安全性向上が期待できるとしています。

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