駅から100m一方通行化 日吉駅西口

 横浜市は2025年12月23日、港北区の東急「日吉駅」西口の道路を19日に一方通行化したと発表しました。

【おおお激変!】これが日吉駅西口の「一方通行化」です(地図/写真)

 日吉駅西口から放射状に延びる「サンロード」「浜銀通り」「日吉中央通り」「普通部通り(慶応普通部に通じる道)」の4本について、駅から約100mの範囲を終日一方通行にしました。

 一方通行規制は、自転車を含む全ての車両が対象です。ただし、浜銀通りを走行する路線バスは例外として、これまで通り相互通行で運行します。普通部通り・日吉中央通り・サンロードには荷さばき・乗降スペースを設けているといいます。

 日吉駅は1日当たりの駅乗車人員が20万人を超えますが、西口は道幅が狭く、歩行者の安全確保が課題となっていたといいます。

 地元に住む30代男性は、「どの道も狭いうえに歩行者が多く、バスも乗り入れてくるのでもう“わちゃわちゃ”してて……」と駅前の状況を説明しました。「対向車とはすれ違えるかもしれないけど、バスだったら詰みますね。歩行者が多すぎるのでクルマではなるべく通りたくない」と話します。

 これは歩行者も同じで、商店街や町内会関係者からなる「日吉まちづくり推進委員会」が2021年に行ったアンケートでは、約9割が「歩きづらさを感じている」ことが分かったといいます。そこで一方通行化の社会実験を行うなど、課題解決に向けた取組を進めてきた結果として、今回の一方通行化が実現したということです。

編集部おすすめ