アメリカ陸軍は2026年1月6日、現在開発中の新型戦車 M1E3 の試作車映像の一部を公開しました。

【画像】ついにその姿が…これが、新型のM1E3「エイブラムス」です

 この車両は、2026年時点でアメリカ陸軍の最新主力戦車である M-1A2 をベースに、大幅な改良を施したものとされています。

 詳細な要求仕様は公表されていないものの、これまでの陸軍による研究や産業界の技術実証から、ハイブリッド推進、先進的防護システム、モジュラー装甲や新素材の活用による軽量化といった要素が盛り込まれる可能性が示唆されています。

 さらに大きな変化として、自動装填装置の採用や砲塔の無人化といった要素も検討されているほか、ロシアによるウクライナ侵攻以降、新たな脅威として定着した自爆ドローンへの対策も、設計段階から盛り込まれると考えられています。こうした点から、近年の戦車設計トレンドが数多く反映される可能性は高いと見られます。

 なお、M1E3に先立ち、ジェネラル・ダイナミクスはテクノロジー・デモンストレーターとして 「エイブラムスX」 を2022年10月に発表しています。同車両は無人砲塔や自動装填装置の搭載に加え、ハイブリッド仕様のパワーパックを採用するなど、非常に先進的な設計が特徴でした。M1E3においても、こうしたシステムが採用される可能性は高いとみられています。

 アメリカ陸軍は当初想定していた2030年のスケジュールを前倒しし、早ければ2026年初頭にも M-1E3試作車の試験を開始すると発表しています。その後、2年から2年半以内に実戦配備する方針とされています。

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