岩槻駅の構内で進む大規模な工事の目的とは

 東武アーバンパークライン(野田線)の岩槻駅構内で現在、大規模な線路の新設工事が進んでいます。どのような目的で実施しているのでしょうか。

【画像】大規模!これが岩槻駅で進む「ナゾの工事」です

 さいたま市岩槻区にある岩槻駅は、野田線の前身となる北総鉄道の駅として1929年に開業。大宮方面が単式ホーム1面1線、柏方面が島式ホーム1面2線、計2面3線の構造です。柏方面のホームでは、急行列車と普通列車の対面接続が可能ですが、大宮方面のホームではそれができない構造となっています。

 岩槻駅は2016年に新しい橋上駅舎が供用を開始して以降、大きな変化はありませんでした。ただ現在、東口と大宮方面のホーム(1番線)の間で線路を敷設するための大規模な工事が進んでいます。駅には「実施中の工事については、車両を留め置く線路を新設する工事です」という張り紙が掲示されていますが、工事の目的など、詳細は発表されていません。現時点では新しい線路は敷かれておらず、路盤を整備する工事が進んでいる段階です。

 東武鉄道によると、岩槻駅における留置線の新設工事は「春日部駅付近高架化工事に支障する留置線の代替として整備しており、2026年秋頃の完成を予定している」(広報部)とのこと。その上で、「保守用車両ではなく電車を留置する」と話します。現在、春日部駅の柏寄りには、同駅で折り返す列車が使用する留置線が2線ありますが、この代替として岩槻駅に留置線が新設されることになったようです。

 この新しい留置線のスペースを活用し、大宮方面のホームを1面1線から1面2線に改良すれば、大宮方面のホームでも、急行と普通の対面接続が可能になるように見えます。将来的にそのような構造に改良するかについては「現在のところ具体的な計画はない」とのこと。

現時点では留置線の新設工事完了後も、大宮方面のホームは単式ホーム1面1線のままとなる予定です。

編集部おすすめ