新型のロシア国産バギーが撃破される

 ウクライナ内務省に所属する国家警護隊は2026年1月5日、ロシア軍の珍しい全地形対応車「ウラン」を撃破したと発表し、その様子を捉えた映像を公開しました。

【映像】ロシア軍の新型「ウラン」全地形対応車が撃破される瞬間

 全地形対応車(ATV)とは、不整地など様々な地形を走破できる車両です。

主に人員や貨物の輸送に用いられ、機動性が高い一方で歩兵用戦闘車両のような装甲は備えておらず、攻撃には脆弱です。

 ロシア軍は全地形対応車やオフロードバイクなど、小回りが利く軽車両の使用を増やしており、これまでは中国製の全地形対応車「デザートクロス1000-3」を大量に導入し、前線に投入したことが確認されていました。今回撃破された「ウラン」は、ロシア国産の新型とみられます。

 ウクライナ国家警護隊は今回の攻撃について、ドローンを使用し、車両を焼き払ったと報告しています。

 なお、ロシアの現地メディアは「ウラン」について、ロシア製SUVの「ニーヴァ」をシャシーをベースとしており、昨年から量産型がロシア軍に納入されたと報道しています。運転室の計器盤に電子戦用の電源ユニットを搭載しているほか、ヘッドライトに遮光カバーを備えており、夜間におけるドローン攻撃を回避するための工夫が施されているなど、戦訓を反映した車両となっているようです。

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