淀川左岸線延伸部の「地上からもルートが分かる区間」の走行イメージ動画が公開

 国土交通省 浪速国道事務所は2026年1月16日、「淀川左岸線延伸部」の一部区間について完成イメージ動画を公式YouTubeにて公開しました。

【イメージ動画】超わかりやすい! これが「淀川左岸線延伸部」の完成イメージです!

「淀川左岸線」は、大阪湾岸部の湾岸舞洲から淀川の左岸沿いを進んだのち、近畿道と第二京阪道路が接続する門真JCTまでの18.7kmが計画されている都市高速道路です。

 起点部側の「淀川左岸線(1期)」5.6kmは阪神高速の2号淀川左岸線として開通済み。そこから新大阪駅に近い新御堂筋に接続する豊崎ICまでの2期区間4.4kmは建設中ですが、大阪・関西万博のシャトルバスなどの専用道として、会期中に“つくりかけ”の状態で暫定供用したことも記憶に新しいところです。

 その2期区間から近畿道までの8.7kmが「淀川左岸線延伸部」です。こちらは約4kmの区間で、用地買収が不要な地下40mよりも深い「大深度地下」を貫くトンネルを経由し、やがて高架区間となって門真JCTに取りつきます。本線は第二京阪に直結して京都方面へ続く線形となります。

 公開された動画は、門真JCT付近から西方向に進んで、国道479号「大阪内環状線」に接続するまで、花博記念公園鶴見緑地の南側を通る「花博通」の区間の走行イメージです。YouTubeの画面上でマウスによる視点移動が可能な360度VR動画となっています。

 門真JCTから坂を下り、やがてトンネルに突入すると、すぐに左へ分岐するランプに流入し、坂を上って地上の花博通へ出ます。これは「(仮称)内環IC」の出口ランプです。そのまま地上の花博通を走行し、国道479号の花博記念公園西口交差点までが収められています。花博通は中央分離帯が大きく確保された都市計画道路ですが、その中央部分の地下に本線が通り、地上道路が「側道」という構造が分かります。

 ちなみに、実際の花博通は国道479号で行き止まりとなっており、その先、豊崎ICまでのルートを航空写真などでたどることはできません。

この区間で「大深度地下」を通ります。実際の工事も、花博通の区間から少しずつ進んでいますが、大深度地下のトンネル工事は未着手となっています。

 今後の予定ですが、まず淀川左岸線2期の区間が2032年度開通を目指して工事中です。延伸部の開通はまだまだ先となりますが、門真JCTと第二京阪については、開通に向け途切れていた部分の橋桁を架ける工事が行われています。

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