何かの実験機か?

 2026年1月14日、アメリカ・ネバダ州にあるネリス試験訓練場内のエリア51周辺で、謎の三角形の飛行物体が目撃され、話題となっています。

【え、謎の三角飛行機…!?】これが、空飛ぶドリトスです(画像)

 この機体は、YouTubeチャンネル「Uncanny Expeditions」の制作者であるアンダース・オッテソン氏が、キャンプをしながらB-2「スピリット」戦略爆撃機などを撮影していた際に目撃したものです。

 待機中にグルーム湖付近の夜空を監視していたところ、突如、三角形のチップス「ドリトス」のような形状をした機体が高高度を通過したのを確認しました。

 その後、この機体はカンザス州ウィチタ上空でも目撃されたようです。その際は、アマチュア写真家のジェフ・テンプルイン氏が、ほぼ真上を飛行していた機体を400mmの高性能レンズで撮影しました。同氏によると、その謎の機体は複数回S字ターンを行い、その後方に飛行機雲を残していったとのことです。

 アメリカ海軍協会の公式メディア「USNI News」は、このような飛行機雲は、マイナス40度以下となる2万6,000フィート(約7900m)以上の高高度で、複数のエンジンを搭載した場合に発生すると解説しています。なお、無人機(AI)の可能性は低いとされています。形状はかつてマクドネル・ダグラスとジェネラル・ダイナミクスが共同開発していたステルス艦上攻撃機であるA-12「アヴェンジャーII」に似ています。

 FAA(連邦航空局)が国内空域における無人機の運用に厳しい制限を課していることを踏まえると、この未確認機体は有人機である可能性が高いと見られています。

 USNI Newsでは、この機体についてアメリカ空軍に問い合わせたところ、「この写真の解像度では軍用機かどうかすら判断できません。ましてや空軍機かどうかも分かりません」との回答があったと報じています。また、空軍関係者に問い合わせたところ、この航空機が空軍のものである可能性は認めたものの、それ以上のコメントは控えたとのことでした。

 欧米のミリタリー系媒体や関係者の間では、今回確認された機体が、2014年に同じくカンザス州ウィチタ上空で昼間に撮影された三角形機体と形が似ていることから、同じ機体ではないかという見方も出ています。

 エリア51は、2013年に情報公開請求に基づきアメリカ中央情報局(CIA)が存在を認めるまで、公式には存在が公表されておらず、軍関係者でも一部の人々しか内部を知りませんでした。今回の目撃状況を受け、1988年11月に写真が公開される以前、同地でテスト飛行を行っていたF-117「ナイトホーク」が謎の飛行物体として目撃されていたことを思い出す人もおり、何らかの新型機である可能性も指摘されています。同様の例としてはほかにも、ロッキード・マーティンRQ-170「センチネル」無人偵察機が、アフガニスタン上空で繰り返し撮影された後に、その存在が空軍によって公表されたケースもあります

 ちなみに、エリア51周年はUFOの目撃が多い地域として知られていますが、そうした未確認飛行物体のいくつかは同地で開発していた機体だったとこもあるようです。

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