韓国の都市部にはちょっと見た目が普通と異なる横断歩道があります。地面部分が棒状に発光し、その灯はLEDによる蛍光色となっているのです。
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この地面に埋め込まれたLEDは、緑と赤で点灯し、横断歩道の信号機とリンクして発光しています。つまり、地面に埋め込まれた信号機なのです。
これは日本でも問題になっている歩きながらスマートフォン操作をする歩行者に対応するもので、携帯端末を見続けて下を向いている歩行者に信号機の状態を知らせる狙いがあります。
歩きながらスマートフォンを操作する行為は、周囲の認知能力を低下させて、他の歩行者や建物への接触を誘発する行為として危険視されており、日本国内でも「歩きスマホ」として交通機関等で注意喚起のアナウンスが定期的に流れています。
韓国でも事情は同じであり、スマホにばかりに注視して歩く行為をゾンビに掛けて「スモンビ(スマホ+ゾンビ)」と呼んで交通安全キャンペーンなどで注意喚起しています。スモンビ問題は若年層では特に深刻で、このような地面埋め込み式LED信号機は繁華街だけでなく、学校周辺の通学路でも整備が進められています。
さらに機能拡張したスマート横断歩道とは?韓国では地面埋め込み式LED信号機だけでなく、横断歩道にさまざまな機能を追加して交通事故を減らす試みが進められています。これは「スマート横断歩道」として2019年からソウル市内の城東区で設置が始まりました。
横断歩道の左右に等間隔で設置された埋め込み式ライト。滑走路のライトと似た仕組みで、横断歩道の存在を夜間に歩行者とドライバーに知らせる(布留川 司撮影)。
この横断歩道では地面埋め込み式LED信号機に加え、横断歩道を照らす集中照明や信号機の音声案内、横断歩道左右の埋め込み式誘導灯、車両の停止線違反を知らせる告知システム、監視カメラなどが組み合わされています。横断歩道そのものだけでなく、周辺の交通環境も同時に監視し、歩行者への注意喚起だけでなく通過する自動車側にも警告を与える点が特徴です。
韓国道路交通公団によれば、このスマート横断歩道の設置によって3年間の歩行者の事故件数は半減し、停止線違反も約4割削減されました。一方でさまざまな機器を設置する必要から、信号機自体の費用は高額となり、すべての機能を兼ね備えたスマート横断歩道の設置費用は、通常の横断歩道の3~5倍にもなるそう。そのため、すべての横断歩道に同じ水準の設備を導入するのは現実的ではありません。
実際、スマート横断歩道は都市部で特に交通量の多い場所にしか設置されておらず、城東区でも78カ所しか整備されていません。それ以外の場所では、通学路や繁華街といった限定的な場所で、地面埋め込み式LED信号機など一部の機能を装備した限定的スマート横断歩道が整備されているのが現状であり、すべての横断歩道のスマート化は難しいようです。
日本でも歩行者の交通事故や「歩きスマホ」にさまざまな対策が取られていますが、韓国においては横断歩道自体の環境整備でこれに対応しようとしているのが興味深いことだといえるでしょう。

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