日本で最も長い国道は東京~青森を結ぶ国道4号(約740km)です(海上部分:未供用部を入れた場合は鹿児島~沖縄の国道58号)。それに対し、兵庫県神戸市には長さ約187mという最短級の距離を誇る「国道174号」が存在します。
【フェリーがいる!】これが「日本一短い国道」の始点・終点です(写真で見る)
最新データ(道路統計年報など)によれば、その長さは一般的な通勤電車の1編成(20m車10両:約200m)よりも短いのです。
徒歩でも2分強あれば歩ききれてしまうため、カップラーメンができあがるのを待つあいだに全線走破できてしまう、全国屈指の手軽な国道と言えるでしょう。
「そんなに短いなら普通の市道でいいのでは」と疑問に思うかもしれません。しかし、これほど短くても国道として扱われているのは、道路法に基づき、重要な港湾と主要な幹線道路を連絡する道路として指定されているためです。
こうした道は通称「港国道」と呼ばれます。国道174号は、世界とつながる神戸港の物流を支えるため、距離の長さに関わらず“国が管理する極めて大事な道”としての役割を担っていると言えるでしょう。
なぜ”最短”になったのか 都市開発との関連が指摘される歴史実は、国道174号は最初からこれほど短かったわけではありません。1950年代の誕生当初は現在よりも長い約940mあったとされていますが、神戸の街づくりの経緯で現在の短さになった模様です。
終点側から始点側方向。片側5車線(伊藤 進撮影)
きっかけの一つとして指摘されているのが、1960年代に行われた三宮の地下街「さんちか」の建設です。
地下街を作る際、地上の国道指定を巡る調整があったこととの関連が指摘されています。その結果、国道2号のルート変更に伴って取り残された一部分が、現在の姿になったとする説が有力です。
この道のもう一つのポイントは、その幅です。距離は約187mと極めて短い一方で、道幅は複数車線が並び50mほどあります。
これほど幅が広いのは、港から出てくる大量の大型トラックを一気にさばく必要があるためです。国道2号との合流手前には11車線もあるほどで、まさに“太く短い”産業の動脈として、合理的な機能を備えた道と言えるでしょう。
現在、現地には「日本で一番短い国道です」という趣旨の案内板が設置されています。SNSなどでは、この案内板を記念撮影スポット代わりに撮影し公開しているのを多々見てとれるため、多くの人がこの不思議な“3分の旅”を体験しに訪れているようです。
国道は長さではなく「役割の重要さ」で決まる。そんなプライドを感じさせる神戸の「国道174号」、現地を訪れると新たな発見ができるかもしれません。

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