北海道の記録的大雪から「全線通行止め解除」の矢先

 NEXCO東日本は2026年1月29日午前、札幌圏の高速道路で25日から続いていた雪による通行止めを全線解除しました。しかし、同日から2月3日までの5夜間、さらに通行止めを伴う除雪を行うと発表しています。

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 夜間通行止めとなるのは道央道の札幌南IC-札幌JCT間、札樽道の札幌西IC-札幌JCT間の上下線です。22時から翌5時まで通行止めとなります。

 札幌圏では25日から記録的な大雪に見舞われ、市内では24時間降雪量が54cmで観測記録を更新。鉄道や飛行機も相次いで運休となりました。札幌圏の高速道路は29日からまる4日間通行止めとなったところもあります。

 規制が解除されてもなお、路肩には多くの雪が残っています。これを運び出すための夜間通行止めを行います。

「この区間は高架の本線下に側道が通っているため、雪を路外に避けることができません。そのためトラックで運び出すしかなく、どうしても時間がかかります」

 NEXCO東日本の田仲博幸管理事業本部長は28日の定例会見にて、都市部の通行止めが長く解除されない理由をこう説明しました。

 これは他都市でも同じで、首都圏の首都高でも雪が降った場合は、基本的にトラックで雪を運び出します。今回の大雪では金沢の都市圏などでも解除に時間を要しています。

 また、田仲本部長は今後について、「2月以降、南岸低気圧の接近が予測されており、高速道路で“予防的通行止め”を行う可能性がある」と示唆しました。

大規模な車両滞留を防ぐための予防通行止めが出ると、「8割の人が出控えると言われている」とのこと。21日から全国的に続いている大雪でも、予防的通行止めによりNEXCO東日本管内で大規模な車両滞留は発生していないとアピールしました。

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