「造り替え」の一環で下り線が通行止めに

 首都高速道路は2026年2月13日、老朽化に伴う「造り替え」を進めている1号羽田線において、工事による下り線での通行止め規制を実施すると発表しました。規制は5月9日(土)0時~5月10日(日)24時の48時間にわたって行われる予定です。

【こりゃ混むぞ…】首都高羽田線「下り48時間通行止め」の概要です(ルート図・写真で見る)

 規制箇所は首都高1号羽田線の芝浦IC~勝島IC間の下り線です。また、併せて芝浦ICの下り入り口も封鎖となります。なお、規制区間の終端である勝島ICの下り入り口、および上り線については規制期間中も通行・利用が可能です。

 1号羽田線のこの区間は、運河沿いの海面すぐ上を走る橋梁区間と、埋め立て地に整備された地上区間から成り立っています。いずれも開通から半世紀以上が経過し老朽化が進んでいた反面、構造的に大規模な更新やメンテナンスが困難なことから、延長約1.9kmを“造り替える”大規模更新事業が2016年2月にスタートしました。

 この事業では、まず上り線の迂回路を建設して交通を切り替え、その後に本線の一部を取り壊して「更新上り線」を整備しました。2020年からは更新上り線を下り線として暫定運用しつつ、残る既存道の撤去と「更新下り線」の整備を進行。2025年10月には更新下り線が開通・交通切り替えを迎えています。

 一方で更新部の両端には、上下線でわずかに路面の高さに差があります。そのため、「更新上り線」を既設の下り線へとつないでいる間は、下り側道路の舗装をかさ上げし、高低差を埋める必要がありました。しかし、前述の更新下り線への切り替えにより、舗装のかさ上げは不要となりました。かさ上げした舗装部を除却するため、今回の下り線の通行止めが実施されます。

 丸2日にわたる交通規制により、首都高は各路線で交通混雑や渋滞に注意を呼び掛けています。特に外環道側から横浜方面へと向かう交通は、湾岸線経由または中央環状線への迂回により混雑する見込み。特に5号池袋線の美女木JCT~竹橋JCT間では、通常30分の所要時間が最大80分まで膨らむと予想です。また、同様に湾岸線葛西JCT~空港中央出口間は通常20分が最大60分、6号向島線の三郷JCT~箱崎JCT間は通常30分のところ最大50分かかる可能性があります。

 首都高は規制期間中の渋滞予測を公式サイトで公表しているほか、「予定変更が可能な場合は、渋滞回避についてご検討ください」と呼びかけています。

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