もう一つの未開通部の完成間近!? 「園田西武庫線」

 兵庫県は2026年2月19日、尼崎市の都市計画道路「園田西武庫線」の藻川工区(0.6km)が、3月20日15時頃に開通すると発表しました。住宅街の川に架かる新たな橋が完成し、兵庫と大阪を真っすぐ東西に結ぶ“便利ルート”がついに全線開通します。

【待望のルート!?】全通間近の「園田西武庫線」走ってみた!(地図/画像)

 開通するのは尼崎市食満(けま)地区を流れる藻川に架かる「新藻川橋」とその前後です。園田西武庫線は長らく600mほどの開通部を挟んで2つの未開通部があり、その一つが2025年3月に開通。もう一つの未開通部である新藻川橋の区間を2月中旬に訪れると、橋は完成し、取付部の段差なども解消され、橋の上部から西側は車線(区画線)も引かれていました。すでに橋の南側の歩道は供用されています。

 藻川工区の完成予定は「2026年度」とされていましたが、2025年度中に開通することとなりました。

 園田西武庫線は、阪急神戸線の北側を大阪市境から武庫川の東岸まで並走する東西道路で、県が「兵庫県と大阪府を結ぶ新たな東西幹線道路」と説明している重要路線です。

 大阪側では国道479号「大阪内環状線」と直結しており、吹田や茨木、守口方面に通じています。途中の江坂で新御堂筋(国道423号)と連絡しており、新大阪駅のアクセスも便利です。

 新藻川橋が開通していない時点では、ここだけ北側の園田競馬場方面などに回り込む必要があります。2025年3月に、三菱電機の工場とJR宝塚線(福知山線)をアンダーパスで貫く「御園工区」が開通する以前は、ここも含めて広域に迂回するのが一般的で、その途上にあるJR宝塚線の踏切付近などが主要渋滞ポイントとなっていました。

 新藻川工区の開通で全線供用となった場合、藻川東岸の東園田3丁目交差点から、JR線西側の塚口本町6丁目北交差点まで、南北に回り込んで約10分かかっていたところが、直結で約4分まで短縮するとされています。

 ただし、JR宝塚線はアンダーパスしますが、塚口本町6丁目北交差点の西側には阪急伊丹線の踏切があります。

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