もはや海が明るいほど…

アルゼンチン国防省は2026年2月14日、アルゼンチン沖で約500隻の外国漁船が灯火をともして操業している様子を公式Xで公開しました。

【動画】な、なんつう数だ…これが、EEZ付近に集まるイカ釣り漁船です

 この漁船団は、南大西洋に集結した外国籍のイカ釣り漁船やトロール船で、アルゼンチン海軍はP-3C「オライオン」を展開し、アルゼンチンの排他的経済水域(EEZ:自国の領海基線から200海里の領海を除く海洋水域)の外縁を哨戒して、船舶が侵入しないか監視しているといいます。

 アルゼンチン国防省は「マレ・ノストルムVIII作戦」を実施し、約500隻に達する外国漁船団の動向を監視。「それぞれの動き、識別情報、数か月にわたり我が国沿岸沖で操業を可能にする補給活動のすべてを記録している」と発表しています。

 南半球に位置するアルゼンチンでは、2月から4月がイカ漁の最盛期です。この時期には中国やスペインなどの漁船が大挙してアルゼンチン沖に集まり、操業を行っているとされています。

 これらの船は夜間に消灯して位置を隠したり、EEZ内に侵入して密漁を行ったりするほか、補給船と長時間接近・停船して違法漁獲物の隠蔽を目的とした積み替えを行うケースもあるとされます。過去には漁船を拿捕した事例もあります。そのため、EEZ付近で不審な行動がないか、アルゼンチン海軍機が監視を続けています。

 アルゼンチン海軍は、こうした違法操業の恐れがある漁船への監視を重視しており、ノルウェーで運用されていたP-3C「オライオン」4機を、2023年10月の退役後に中古で購入。老朽化したP-3Bと更新するなどして、哨戒能力の強化を進めています。

 なお、この投稿には「再び空母を保有すべきだ」「海軍を持たないパナマでもここまでの状況はない」「より強硬な対応に出るべきではないか」といった意見も寄せられました。

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