アメリカの無人機メーカーであるジェネラル・アトミックス・エアロノーティカル・システムズ(GA-ASI)は2026年2月23日、アメリカ空軍向けに開発中の協同戦闘機(CCA)YFQ-42Aに「ダーク・マーリン(Dark Merlin)」という愛称を与えると発表しました。
【おお、いい感じのデザイン…】これが、YFQ-42A「ダーク・マーリン」のイメージ画像です
ダーク・マーリンの名称は、黒い羽毛を持ち、他のハヤブサ類を捕食することで知られるハヤブサの一種、コチョウゲンボウ(英語名:マーリン)に由来します。
また、アーサー王伝説に登場する魔術師マーリンからも着想を得ているとしています。
GA-ASIは、アーサー・C・クラークの「十分に発達した科学技術は魔法と見分けがつかない」という言葉が、YFQ-42Aのような半自律型航空戦闘という新時代の機体を的確に表していると説明。その象徴として、アーサー王伝説の魔術師マーリンの名を重ねたとしています。
GA-ASI社長のデイビッド・R・アレクサンダー氏は今回の命名について、「コチョウゲンボウは楽しむかのように他のハヤブサを執拗に追い回し、仕留めた獲物を食らう。この名前は、われわれの新しい無人戦闘機を完璧に表している」と述べました。
YFQ-42A「ダーク・マーリン」は、2024年4月にアメリカ空軍からCCA計画の量産仕様飛行試験機として選定されました。従来の無人機との大きな違いとして、戦闘機を示す「F」の文字が冠されている点が挙げられます。「F」を冠した無人機は、同日に選定されたアンドゥリル・インダストリーズのYFQ-44Aとともに史上初となります。
2025年8月には、YFQ-42AがCCAとしてアメリカ空軍で初飛行を実施しました。2026年に入ってからは、ミッション自律ソフトウェアを用いた初飛行も達成しています。さらに、ワンボタンによる自律離着陸なども実証しています。
将来的には、F-35やF-22といった既存のアメリカ空軍の有人戦闘機に加え、現在開発中の第6世代戦闘機F-47とも連携し、複雑な戦闘環境における有人・無人協調(ヒューマン・マシン・チーミング)を担うことになります。

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