経路検索サービス「駅すぱあと」を提供するヴァル研究所は2026年2月26日、移動における費用対効果(コスパ)と時間効率(タイパ)に関する意識調査を実施し、その結果を発表しました。
【賢い移動とは?】これが移動における「コスパ」「タイパ」の意識です(画像)
「駅すぱあとアプリ」ユーザーを対象に行った調査では、8割以上の回答者が日常生活においてコスパやタイパを「意識している」と回答しました。
「10分遅く到着するが、100円安いルート」がある場合の選択については、「迷わず安い方(100円の節約を優先)」が21.4%、「迷わず早い方(10分の時間短縮を優先)」が10.6%となりました。10分の時間短縮と100円の節約を比較した場合、節約を選ぶ人は時間短縮を選ぶ人の約2倍という結果です。
さらに、「運賃に追加料金を支払うことで、混雑回避や座席グレードの向上など、より快適な移動ができるサービス」について積極的な利用意向に関して、「積極的に利用したい」が18.0%で、「金額や条件が合えば利用したい」を含めると9割以上にのぼりました。一方で「利用したくない」は8.3%にとどまり、快適性向上への“課金”に対しては、一定の理解が広がっているようです。
目的地まで複数のルートがある場合に最も優先する項目については、女性は「乗り換えの少なさ(42.2%)」が最多で、「到着の早さ(27.0%)」、「運賃の安さ(23.8%)」が続きました。一方、男性は「到着の早さ(33.7%)」が最も多く、「運賃の安さ(30.3%)」、「乗り換えの少なさ(29.8%)」が僅差で続き、男女で優先順位の違いがみられました。
移動を効率化する工夫としては、「アプリやインターネットで事前に複数の経路を調べる」との回答が多く、あらかじめ乗り換え先の改札や出口に近い車両を確認するなどの工夫も挙げられました。また、交通費を抑える方法としては、「定期券や1日乗車券の活用」や「クレジットカードやICカードのポイント活用」が多く回答されています。
今回の調査からは、状況や価値観に応じて合理的な選択を行う姿勢がうかがえます。移動において節約を意識する一方で、快適性向上のための追加費用には前向きな姿勢もみられるようです。

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