計画は順調に進んでいる

 アメリカ空軍はF-47戦闘機の初飛行について、2028年の予定に変更はないと2026年2月22日、調達担当高官が明らかにしました。

【画像】え、全体こんな感じ!? エンジンメーカーが公開したF-47っぽい機体です

 この発言は、コロラド州で開催されたAFA(空軍協会)のウォーフェア・シンポジウムにおいて、デール・ホワイト調達担当官が記者団に語ったものです。

 2028年初飛行という目標は、2025年9月に当時のアメリカ空軍参謀総長だったデイビッド・W・オルビン大将が初めて打ち出しました。今回この点について問われたホワイト氏は、計画は引き続き順調に進んでいると明らかにしました。

 F-47の開発を担当するボーイングは、2026年3月現在、軍用機部門において空中給油機KC-46「ペガサス」の不具合対応や、生産が遅延しているF-15EX戦闘機、練習機T-7「レッドホーク」の生産体制確保など、複数の課題に直面しています。

 ホワイト氏によれば、こうした課題を抱えつつも、ボーイングはF-47開発計画に積極的に投資を行い、潜在的な問題に先んじて対応してきたといいます。「この計画では非常に良いスタートを切ることができた。それが長期的に大きな成果をもたらしている」と説明し、計画は問題なく進んでいると強調しました。また、初号機はすでに生産段階に入っていることも明らかにしました。

 F-47は、最新技術を取り入れた、いわゆる「第6世代ジェット戦闘機」として開発が進められている機体です。

 詳細な性能は公表されていませんが、アメリカ空軍によれば、無人戦闘機との連携した飛行が可能で、作戦行動半径は1000海里(約1850キロ)以上、最高速度はマッハ2超とされています。機体のイメージについては正面からの画像のみが公開されており、全体像は依然として明らかになっていません。ただし、航空機エンジンメーカーのプラット・アンド・ホイットニーが、新型エンジンの映像とともに、F-47を想起させるCG映像を公開した例はあります。

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