踏切でクルマは一時停止をしなければなりませんが、「ほとんどのクルマが停まらない踏切」が、2026年2月にSNSで話題になりました。
【え…!】これが「ほとんどのクルマが停まらない踏切」と「ホントに停まらなくていい踏切」です(地図/写真)
その踏切は川崎市の工場地帯を貫く「殿町夜光線」と交わる貨物線(神奈川臨港鉄道)の踏切です。
ここは、東京湾アクアラインに通じる首都高K6川崎線の高架下道路である浮島通り(国道409号)を曲がってすぐの場所。大型車がいったん停車していると、信号の変わり目で急いで右左折しようとしたクルマが追突するのでは、とも感じるような場所です。
しかし、通過の直前には確かに貨物列車が通行し、踏切が閉まっていました。
前出のSNS投稿では、この交差点の信号が「踏切信号」だから一時停止の必要はない、とする意見があった一方、所管警察署に問い合わせたという別のユーザーがコメントを寄せていました。曰く、当該の信号は国道交差点の信号であり、本来は一時停止の義務がある、しかし、貨物線であることもあり取締りには馴染まないという認識を持っている――とのこと。
道路交通法で踏切の直前での一時停止を規定している第三十三条には、「信号機の表示する信号に従うときは、踏切の直前で停止しないで進行することができる」とあります。信号に従うため一時停止の必要がない、という踏切は都内にもいくつか存在。ここと状況が似ているのは、東京都江東区の「永代通り」にあるJR「越中島貨物支線」との踏切でしょう。
永代通りは6車線の幹線道路で、この踏切も交差点を曲がってすぐの場所にあります。貨物列車が通るのは1日数回、あるかないかというほどです。
他方、永代通りの北側に並行する4車線の「葛西橋通り」と貨物線が交わる踏切では一時停止が必要で、「踏切とまれ」の文字が掲げられています。どちらも商業施設が立ち並ぶ都市部の幹線道路ですが、ところによって対応も違います。
川崎の臨海部では、他にも広い道路と交わる踏切がありますが、みんな「暗黙のうちに素通りしている」といった意見も。一方で、東京・葛西橋通りの踏切では、たまに取締りをしているとの情報もあります。「踏切では一時停止」が原則中の原則、ですが世の中には「停まらなくていい踏切」もある――SNSでは「悩むよね」「みんな止まらないからビックリする」「分かりづらい」といった声が見られました。

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