水戸駅の西側をつなげる「水戸の大環状線」のぶつ切り箇所

 水戸市で茨城県が都市計画道路「中大野中河内線」の新たな区間について整備事業に着手しています。2026年には地元で説明会も開催されました。


 
 中大野中河内線は水戸駅を中心とした市街地を環状に結ぶ道路として総延長16kmが計画されている4車線道路です。水戸・ひたちなか・那珂3市をぐるりと1周する「水戸勝田環状道路」の一部に位置付けられており、特に水戸市内は細切れに開通している状況です。市街の東西軸である国道50号・51号などの渋滞緩和に寄与することが期待されています。

【かなり壮大!】「水戸の環状道路」計画と新規整備区間の位置(地図/画像)

 2025年2月には水戸駅の南東側で国道6号と交わる「酒門工区」が開通し、国道50号より水戸駅側に並行する約3kmの区間が一つにつながりました。

 そして、今回対象となったのが水戸駅の北西側、「西原工区」1.2kmです。

 この区間は、JR水郡線方面へ延びる国道118号と、宇都宮方面へ延びる国道123号が分かれる「袴塚3丁目」交差点から南へ、国道118号をそのまま延長する形で国道50号現道までをつなぎます。

 その先は水戸市が施工する「松ヶ丘工区」に接続し、JR常磐線をまたいだのち、中大野中河内線の開通済み区間と接続、常磐線南側の県道水戸岩間線まで、おおよそ3kmを南北に移動できるようになります。

 松ヶ丘工区の常磐線跨線橋は未だ建設中ですが、2023年には橋桁が架設されており、2029年度末の開通が目標です。県がこれから進める西原工区は2034年度までの事業期間となっています。

 県は現状の課題を「国道50号と那珂方面を結ぶ経路が複雑」「現道の幅員が狭く危険」だとし、南北アクセスの機能強化、渋滞緩和、通過交通の転換などを整備効果として挙げています。

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