“難所の峠”をショートカットで通行量が激増!

 茨城県は2026年3月6日、昨年2025年に開通した「上曽(うわそ)トンネル」の開通効果を動画で公表しました。

【動画で見る】これが「上曽トンネル」の開通効果です

 上曽トンネルは茨城県の県南と県西を隔てる筑波山地を貫くトンネルで、全長は県内最長となる3538mとなっています。

県道7号「石岡筑西線」のバイパスとして石岡市上曽から桜川市真壁町山尾までの約5.6kmを結ぶルートの一部として整備され、2025年9月27日に開通を迎えました。

 県道7号の現道は、常磐道の石岡小美玉スマートIC付近を通って、山側へ向かいます。同スマートICは「茨城空港アクセス道路」が接続しているため空港アクセスも容易になりました。山側でトンネルを越えた先では桜川市真壁の市街地を抜け、そのまま筑西市(下館)方面へと続いています。

 従来、ここを行き来するには道幅が狭く、見通しの悪いカーブや勾配が連続する上曽峠を通行する必要がありました。事故が多発していたほか、冬季は積雪により通行止めになることもある難所だといいます。

 県によると、トンネルを含むバイパスが開通したことで上曽峠の迂回が可能となり、移動時間は約10分短縮されたとのこと。また、交通量は約3.8倍まで増加しています。

 開通効果について、石岡市上曽区の櫻井和実区長は「今までは上曽峠を通っていましたが、狭いことやカーブが多い、冬場は凍結するという問題がありました。それが解消されて、だいぶ便利になりました。時間も随分短縮されています」と述べています。

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