従来の交通インフラよりも安いシステム?

 Zip Infrastructure(ジップ・インフラストラクチャー、以下「Zip」)は2026年3月9日、新明和工業との資本業務提携を締結したと発表しました。

【写真】ロープウェイとクルマがくっついた感じ? これが、「Zippar」です

 今回の提携により、Zipが開発中の空を走る次世代交通システム「Zippar」を構成する要素の一つである「整備基地」について、新明和工業がパーキングシステム事業で培った建築・機械技術および保守点検技術を活かし、構想段階から技術的に支援を行います。

 近年、日本の都市部では、慢性的な交通渋滞や路線バスの運転手不足に加え、材料費や人件費の高騰によるモノレール建設計画の中止・延期など、公共交通を取り巻くさまざまな課題が生じています。

 こうした課題を解決するため、環境負荷が低く、継続的に運用できる新しい交通システムの開発が求められており、Zipが構想する新たな交通システムがZipparです。

 Zipparでは、10~12人程度を乗せた車両が、上に張られたロープとレールの上を自動運転で移動します。この方式の最大の特徴は、道路を占有せずに公共交通を整備できる点であり、従来の交通インフラに比べて建設コストも低く抑えられるとされています。

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