カタール国防省は2026年3月2日、イラン空軍のSu-24を2機を撃墜したと発表しました。この件について、アメリカの情報筋も同様の戦果を確認したと、3月5日にアメリカのCNNが報じています。
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イラン空軍のSu-24は、アメリカ軍が使用するカタールのアル・ウデイド空軍基地を攻撃するため、超低空から侵入していたと伝えられています。この攻撃は、3月1日にイランがアメリカ軍およびイスラエル軍に攻撃を受けたことへの報復と見られています。これまでカタール国防省は、撃墜に使用した具体的手段を明らかにしていませんでしたが、報道によればF-15QA「アバビル」が使用されたようです。
新たに明らかになった情報によると、カタール空軍の F-15QA「アバビル」 は、基地攻撃可能距離に入る2分前に、高度約80フィート(約24メートル)で飛行する Su-24 を発見しました。無線による警告には応答がなかったため、Su-24が爆弾および誘導兵器を搭載 していることを目視で確認。同機を敵機と判断し、撃墜に至りました。
これまでイランがアメリカ軍やイスラエル軍関連拠点に報復攻撃を行う場合は、主に 弾道ミサイルや巡航ミサイル、自爆ドローン が使用されてきましたが、アル・ウデイド空軍基地への攻撃は、有人機によるものが試みられた初めてのケースと見られます。
アル・ウデイド空軍基地は、2000年代以降アメリカ空軍の戦力が大幅に増強され、1万人規模の将兵が駐屯しています。大型機の発着が可能な滑走路を2本備え、中東航空戦力の実質的な統括拠点として機能しているため、有人機による直接攻撃が試みられた可能性があります。
なお、カタール空軍が実戦で空戦を行うのは今回が初めてであり、撃墜も 空軍史上初の記録 となります。カタール空軍が使用するF-15QAは、F-15E「ストライクイーグル」をベースに開発された輸出仕様機で、2021年に導入された最新鋭の機体です。性能は、アメリカ空軍で配備が進む最終型 F-15EX「イーグルII」とほぼ同等とされています。
F-15QAにとっても、今回が初の戦果です。この撃墜により、F-15シリーズ全体の通算撃墜数は 106機に達し、被撃墜数は依然として0のままです(誤射による撃墜を含めると4機)。

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