日本人の海外渡航者はコロナ前と比べて85%に回復!

 ベトナム航空は2026年3月17日、都内のホテルで旅行会社向けにセミナーを行いました。世界的な観光需要が回復に向かう中、2025年には、日本からベトナムへ出国した旅行者数が約81万4000人に達しました。

これは、コロナ禍以前の2019年の水準の85%に相当する数字です。

【写真】ベトナム航空のセミナーの様子を見る!

 そのような中でベトナム航空は、円安という経済的な逆風がありながらも、旅行者がベトナムに「価値」を見いだし、特に、最高級の5つ星リゾートに手頃な価格で滞在できるという「品質と価格の戦略的な組み合わせ」が、多くの日本人旅行者の心をつかむとしています。

 さらに、地政学的なリスクが懸念される昨今において、ベトナムが持つ「安全で政治的に安定している」というイメージは、大きな安心材料。この信頼感が、家族連れやシニア層、さらにはビジネス目的の旅行者まで、幅広い層から支持される理由となっているとのことです。

利便性大幅向上! 7月からダナン線増便で週72往復体制へ

 こうした高まる需要に応えるため、ベトナム航空は日本路線の強化を発表しました。2026年7月より、日本とベトナムを結ぶ便数を最大で週72往復まで拡大します。特に注目すべきは、ベトナム中部の人気リゾート地であるダナンへのアクセス強化です。

 成田~ダナン線を週11往復へ増便、関空~ダナン線を週5往復に増便し、首都圏や関西圏からのアクセスが向上します。増便だけでなく機材の大型化も進めており、2026年1月からは名古屋(中部)~ハノイ線にエアバスA350型機を導入しています。

成田・関空から東南アジア屈指のリゾート地へ大幅増便! ベトナ...の画像はこちら >>

成田ーダナン線は、2026年7月に新規増便される(乗りものニュース編集部撮影)

 さらに、出雲~ハノイ線や岡山~ダナン線といった地方都市とのチャーター便も積極的に運航し、全国各地からベトナムへの旅がより身近になっています。

次の旅先はココ! “隠れ家リゾート”と新しい旅のカタチ

 ベトナム航空が今、特に注目してほしいと語るのが、まだ日本人観光客が少ない「トゥイホア」と「コンダオ」の2都市です。

 トゥイホア(Tuy Hoa)は、ベトナム中南部に位置し、どこまでも続く美しいビーチが魅力。

観光地化されすぎていないため、のんびりと過ごしたい人におすすめだそうです。

 そしてコンダオ(Con Dao)は、ホーチミンの南東に浮かぶ諸島で、ウミガメの産卵地としても知られています。島の大部分が国立公園に指定されており、豊かな自然を満喫できます。

成田・関空から東南アジア屈指のリゾート地へ大幅増便! ベトナム航空が語るその魅力
Large figure3 gallery9

ベトナム航空のベトナム国内線ネットワークの図。コンダオやトゥイホアへは国内線を利用して移動可能だ(乗りものニュース編集部撮影)

 これらの都市へは、ハノイまたはホーチミンを経由してアクセス可能。ベトナム航空では、これら2都市への航空券をより安価な運賃で提供しており、新しい旅の選択肢として強力にプッシュしています。

ベトナム+αの周遊旅行! ラオスへの旅もより身近に

 今回のセミナーでは、ベトナムだけでなく、隣国ラオスとの連携による新たな観光の可能性も示されました。ラオスは、天皇皇后両陛下の長女・愛子さまが、2025年11月17日~22日に初の外国公式訪問として訪れ、日本でも話題になりました。

 駐日ベトナム大使は「ベトナム、ラオス、日本の3カ国を結ぶ地域観光の連携」という提案を行い、「1回の旅行で2つの国を訪れる」という多国間観光ルートの形成に期待を寄せました。

 ラオス国内では近年、高速鉄道が開通し、世界遺産の街「ルアンパバーン」と首都「ビエンチャン」が1~2時間で結ばれるようになりました。これにより、ベトナム航空とラオス航空のフライトを組み合わせた周遊旅行がスムーズになっています。

成田・関空から東南アジア屈指のリゾート地へ大幅増便! ベトナム航空が語るその魅力
Large figure4 gallery8

ベトナム航空は、ハノイやホーチミンといったベトナム国内から、ラオスへの航空ネットワークがある(乗りものニュース編集部撮影)

 日本人旅行者の数はまだ少ないラオスですが、「2026年に訪れるべき素晴らしい格安旅行先」に選ばれるなど、そのコストパフォーマンスの高さは国際的にも評価されています。

 ベトナム航空は「2025年は実りある1年だった。パンデミックの後に安定した回復をし、観光、ビジネス、帰省などの需要が起きた。これはみなさんのおかげ」だと話し、「2030年までに『5スター』航空会社になるビジョンを持っている。今後もサービス品質や路線ネットワークの拡充を進めていく」と話しました。

編集部おすすめ