JAL(日本航空)が2026年3月から国際線の機内食サービスを順次アップデートすると発表しました。3月23日には、その新たな機内食が報道陣に公開され、筆者も実際に試食する機会を得てしまいました。
【写真】えっ…これが「1日1組限定・10万円」のシェフが作った機内食です
この機内食を監修するのは、完全紹介制かつ1日1組限定という超予約困難店、代々木上原のレストラン「エテ」の庄司夏子氏です。大手グルメサイトなどによると、同店のコースは10万円以上ともされています。そんなご飯食べたことありません……。同氏は「ストライクゾーンの広い味わい」を重視し、長距離線では海外からの利用客が多いことを踏まえ、「日本の良さを最大限に、分かりやすく洗練された形で伝えたい」とコメント。インバウンドにも受け入れられる味付けを意識したそうです。
今回提供されたモデルメニューは「国産牛の濃縮バルサミコ酢と赤ワイン煮」と「焼きとうもろこしのご飯」など。
まず「国産牛の濃縮バルサミコ酢と赤ワイン煮」ですが、その名の通り国産牛へのこだわりが光る一皿です。ソースは苦みや酸味も感じられる“しっかり大人”な味わいで、イメージとしては「超高級なビーフシチュー」といった方向性でしょうか。「ああ、これが10万円クラスの料理か……」と、ひと口目から妙に納得してしまう完成度です。機内での提供を前提としているためか、酸味・苦み含め風味もやや強めで、某野球ゲームでいうと「オールAの選手」みたいな味です。
そしてここで本気を出してくるのが国産牛です。全体としてはホロホロと崩れる柔らかさがありつつ、しっかりとした噛み応えも同時に楽しめる、まさに“完璧な牛肉”。和牛らしい旨みと肉を食べているという満足感が両立しており、間違いなく、筆者が経験した機内食史上、トップクラスの牛肉です。
付け合わせの「焼きとうもろこしのご飯」もまた優秀です。おそらくバターでふんわりと味付けされたご飯に、とうもろこしの甘みが重なり、単体でも“噛めば噛むほどウマい”タイプの仕上がり。この絶妙に控えめな味付けだからこそ、「国産牛の濃縮バルサミコ酢と赤ワイン煮」と合わせたときの一体感は格別でした。
気付けば完食してしまいました。こうしてまた、筆者の体は順調にふくよかになっていきそうです。

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