眺望が優れたデザインに

 東京都建設局は2026年3月27日、廃止された上野動物園モノレールの代替となる「新たな乗りもの」の概要を明らかにしました。

【画像】ココ結びます!上野の「新たな乗り物」整備ルート

 上野動物園モノレールは、動物園の「東園」と「西園」を結ぶことを目的に1957年に開通。

2001年に導入した車両の老朽化が顕著になったため、東京都は車両更新を検討しましたが、すでに部品が製造されていないなどの理由で更新を断念しています。

「新たな乗りもの」は3両編成で長さは約21m。軌道全長約340m、乗車時間は約3分半(最高走行速度20km/h)、最大勾配約2度となります。

 上り勾配ではモーター駆動で、下り勾配では条件によって位置エネルギーを利用して走行する省エネシステムを採用。バリアフリーに配慮し、車いすやベビーカーでも乗車可能なスペースを確保するほか、眺望が優れたデザインとなる予定です。

「新たな乗りもの」は東園と西園を結び、それぞれ新たな駅舎が整備予定となっています。東園の駅舎には、モノレール時代の思い出を継承する車両部品や歴史を記したパネルなどを展示するとのこと。西園の駅舎には、1階にフードショップとギフトショップ、2階に展望テラス、3階に乗り場を配置する計画です。

 今後、来年度から工事に着手し、2029年度から供用を開始となる予定。乗り物の名称は今後公募するとしています。

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