野球界「バイク禁止!」拘束力はないが暗黙の了解

 バイクでのツーリングを趣味にしている人は一定数存在しますが、職業柄、バイクに乗ることが制限されているケースもあります。その一つが「プロ野球」の業界です。

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日本ハムファイターズなどでプレーし昨年に現役引退した中田 翔氏は、「千原ジュニアのヘベレケ」(東海テレビ放送)2026年3月26日深夜の放送回にて、現役時代にバイクに乗っていることを公にするのは「暗黙の了解として控えられている」と明かしています。

 その理由を、万が一転倒事故などによりケガにつながるリスクがあるためとし、中田氏は引退してから本格的に乗り始めているといいます。

 あるプロ野球球団の元職員は、「現役時代からバイクに乗りたいと考える選手は多い」と話します。しかし、プレーとは無関係な理由でケガをした場合、ファンや球団関係者からの印象を考慮し、自粛する選手がほとんどだとか。

 そのため、スタジアムへの通勤手段としてはクルマや鉄道が一般的です。しかし現役引退後にバイクにハマる元選手は少なからずいて、引退後に球団職員となってから、バイク通勤へ切り替えるといったケースも珍しくないようです。

 なかには、SNSでツーリングの様子を公開するなど、現役時代にはできなかったバイク趣味を引退後に楽しむ姿も見られます。番組内で中田氏は「(現役中も)隠れて乗っている選手も結構多いと思う」と明かしています。

 また、日本ハムやヤクルトでプレーしていた今浪隆博氏は、自身のYouTubeチャンネルで、バイク通勤に加え自転車通勤も禁止されている球団もあると語っています。

 一方で、外国人選手には例外的に認められるケースもあり、元大阪近鉄バファローズのタフィ・ローズ氏がバイクで球場入りしていたことはファンの間では有名です。ほかにも元広島東洋カープのブラッド・エルドレッド氏などが自転車通勤をしていたという目撃談なども、SNSで話題となっています。

 なお、日本プロ野球機構(NPB)の統一契約書には「バイク禁止」を明記した条項はありません。

あくまで暗黙のルールとされますが、球団によっては独自に明確な禁止規定を設けている場合もあります。

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