敵に撃墜される例は初めて?

 アメリカのドナルド・トランプ大統領は2026年4月5日、イラン軍に撃墜された戦闘機に搭乗していたパイロットおよび兵器システム士官(WSO)の2名の救出を完了したと、自身が立ち上げたSNS「トゥルース・ソーシャル」で明らかにしました。

【画像】ほ、本物なのか…!? これが、イラン側公開したFー15Eの残がいです

 救出された2名は、2026年4月3日に撃墜されたと報じられたF-15E「ストライクイーグル」に搭乗していたとみられます。

当初の報道では救助活動が行われており、1名については救助されたものの、もう1名は行方不明となっており、捜索が継続されていました。

 この件については、同日にイラン革命防衛隊の半公式メディアであるタスニム通信も報じており、撃墜機の残がいとみられる画像をF-35を撃墜した証拠として公開し、「アメリカ人パイロットがイラン軍に捕らえられた可能性がある」と伝えていました。

 トランプ大統領は公式SNSで、「彼を救出した! 親愛なるアメリカ国民の皆さん、ここ数時間で、アメリカ軍は史上最も大胆な捜索救助作戦の一つを成功させ、我々の優秀な乗組員の一人であり、非常に尊敬されている大佐を救出した」と発信しました。さらに、「この勇敢な戦士はイランの険しい山岳地帯で敵陣の背後に取り残され、刻一刻と迫る敵に追われていた。しかし、最高司令官、陸軍長官、統合参謀本部議長、そして仲間の戦士たちが24時間体制で所在を監視し、綿密に救出計画を練っていたため、決して一人ではなかった」と救出までの経緯を説明しています。

 アメリカ中央軍やアメリカ国防総省は正式発表を行っていませんが、F-15Eは友軍の誤射ではなく、イラン軍の攻撃によって撃墜された可能性があるとみられます。

 なお、3月4日に誤射によりクウェート領空で撃墜された3機のFー15Eをのぞけば、アメリカ空軍が今回のイラン攻撃中に軍用機を撃墜された例は今回が初だと思われます。また、同機の救出作戦中にはA-10「サンダーボルトII」も撃墜されたとの報道がありましたが、この機体のパイロットは脱出し無事であったとされています。

※記事を修正しました4月6日 23:00

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