元JALの「JA8910」

 航空機エンジンメーカーのGEエアロスペースの公式SNSアカウントが、「ジャンボ機」ボーイング747-400をベースにしたエンジンテスト機が「どこかへフライトを開始した」と投稿しました。この機は将来、一般的な「ジャンボ機」のイメージを覆すような姿へと変貌する可能性が濃厚です。

【写真】えっ明らかにヘン…これが「変態エンジン配置モードの元JAL機」驚愕の全貌です

 この機体はJAL(日本航空)に旅客機として導入されたのち、2010年にGEエアロスペースによって取得。上空でエンジンをテストするための「フライングテストベッド」として運用されています。この機体の製造番号は「26355/1024」で、JAL時代には機体番号「JA8910」として使用され、GEエアロスペースでは「N747GF」の機番が与えられています。

 航空機追跡サイト「フライトレーダー24」によると、このテスト機はアメリカ・カリファルニア州のビクタービルから、オハイオ州シンシナティへと向かったとのことで、フライトは約4か月ぶりと記録されています。

 このテスト機では、今後「オープンファン」構造と呼ばれるファンブレードがカバーに収納されていない構造のエンジンなどがテストされる予定としています。こうしたテストの際には1基のエンジンをテスト対象のものに変える、もしくは胴体や翼の別の部分に5基目としてテスト対象のものを取り付けるなどの措置が講じられることが一般的です。現状こそ通常の「ジャンボ機」とほぼ変わらないルックスですが、将来は、この機の型破りな姿が見られるかもしれません。

編集部おすすめ