既存の歩兵戦闘車とは全く違う?

 テキストロン・システムズは2026年4月1日、アメリカ海兵隊向けの先進偵察車両(Advanced Reconnaissance Vehicle:ARV)プログラムで開発していた試作車両「コットンマウス 30mm」の製造および評価を完了したと発表しました。

【戦車…?いや違う!】これが海上を“走行”する「コットンマウス 30mm」です(画像)

 同車両は、海兵隊が使用している歩兵戦闘車LAV-25の後継として開発が進められており、高い機動性や偵察能力に加え、統合電子戦(EW)能力や水上航行能力なども備えており、それらの能力を評価する試験が実施されていました。

 ARVプログラムでは、共通シャーシを用いて複数の派生車両を開発する予定で、今回評価を終えたのは、30mm機関砲と砲塔を搭載した「30mmバリアント」です。

 ARV 30mmバリアントは、直接射撃支援能力と対装甲能力を強化したタイプで、中口径砲や高度な照準・センサーシステムを装備しています。これにより、作戦を行う海兵隊員に対して、より高い火力、射程、そして生存性を提供します。この開発マイルストーンの達成は、ARVプログラムにおける重要な進展を示すものとされています。

 なお、ARVプログラムでは他に、ジェネラル・ダイナミクス・ランド・システムズ(GDLS)のARVもテスト中で、将来的にはどちらか一社に絞って量産契約が結ばれる予定です。

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