通信周りも強化

 オーストラリアを拠点とするLCC(格安航空会社)のジェットスター航空が2026年4月より、新たな座席仕様を備えたボーイング787国際線仕様機の運航を開始したと発表しました。同社は今回の改修作業を「ジェットスター航空の787の歴史上、最も重要な変革だ」としています。

そこにはさまざまな面でLCCのイメージとは異なる新仕様が盛り込まれています。

【写真】えっ…これが「16時間飛べるLCCむけ新仕様機」客室です

 ジェットスター航空の座席はビジネス・エコノミーの2クラス構成です。ともに新仕様が導入されています。

 ビジネスクラスについては現行の21席の2倍超となる、44席へと座席数を拡大。さらに新たな座席も導入され、38インチ(約97cm)のシートピッチ(座席の前後間隔)を確保したほか、ヘッドレストや「USB-C」の充電設備、深めのリクライニング機能などを備えているといいます。

 エコノミークラスも全面的に刷新され、シートピッチは30インチ(約76cm)。これは、比較的短距離に投入される、同社の主力機のひとつである「エアバスA320neo」「エアバスA321LR」より2インチ(約5cm)広いとのことです。こちらも「USB-C」充電設備を備えるほか、座席クッションの強化などが図られています。

 なお通信設備については、ビジネスクラスでは機内エンターテイメントとインターネット閲覧を無制限で可能な「ストリーミングプラス」を無料提供。エコノミークラスでは「ストリーミングプラス」を25ドルから、ブラウザやSNSの閲覧ができるものの、ビデオ再生が制限される「ソーシャルプラス」が20ドルから提供されます。

 なお今回の改修機について同社は「最大16時間のフライトを運航できるようになる」としています。2027年後半までにかけ、全11機の787がこの改修を受ける予定とのことです。

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