5機が軍用として納入予定

 航空機メーカーのテキストロン・アビエーションは2026年4月7日、新型の汎用航空機「セスナ・スカイクーリエ」が軍用として初めて受注されたと発表しました。

【画像】軍用として第1号 これが、迷彩を施されたセスナ・スカイクーリエです

 発注したのはベルギー軍で、特殊作戦部隊向けに5機が導入される予定です。

なお、セスナ・スカイクーリエが純粋な軍用機として受注を受けたのは今回が初めてで、同社はこれを世界の防衛市場参入への足掛かりと位置づけています。

 ベルギー軍向けの機体は、短距離や未整備滑走路での優れた運用能力を活かし、人員および装備の迅速な輸送のほか、兵站支援、医療搬送、危機対応任務などに対応します。機体は2027年中にサベナ・エンジニアリングへ引き渡され、その後ベルギー国内で軍用改修が施されたうえで、最終的に特殊作戦部隊へ配備される予定です。

 この受注について同社は、「スカイクーリエの防衛市場への参入は、世界各地での導入拡大の流れを受けたものです。ベルギーの決定は、急速に変化する任務に対応可能な、低コストで多用途の航空機に対する政府需要の高まりを反映しています」とコメントしています。

 セスナ・スカイクーリエは2020年5月に初飛行した双発・高翼のターボプロップ機で、貨物輸送やコミューター運航などに対応する汎用航空機です。すでに航空物流会社や中小航空会社を中心に60機以上が受注されており、一部は引き渡しを終えて運用されています。

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