圏央道・境古河IC~つくば中央IC間の開通後1週間における交通状況が発表されました。開通区間の前後で交通量が2割程度増加しています。
国土交通省とNEXCO東日本は2017年3月10日(金)、圏央道・境古河IC~つくば中央IC間の開通後1週間における交通状況を発表しました。
2月26日(日)、境古河IC~つくば中央IC間が開通し、圏央道は東名高速から東関東道まで、東京から放射状にのびる高速道路6路線が結ばれました。
常磐道~東関東道間に位置する圏央道の稲敷IC~稲敷東IC間は、開通前1週間と比較し、開通後1週間は交通量が23%増えて1日平均約1万6800台に。同様に、関越道~東北道間に位置する桶川加納IC~白岡菖蒲IC間も、18%増えて約4万8500台になりました。なお今回の開通区間である境古河IC~坂東IC間は、1日あたり約2万2600台です。
圏央道・境古河IC~つくば中央IC間の開通による交通量の変化(画像:NEXCO東日本)。一方、外環道の草加IC~外環三郷西IC間は9%減の約6万200台に、常磐道の谷田部IC~つくばJCT間も8%減の5万7700台になるなど、圏央道以外では交通量が減少した区間もあります。
八王子JCT~つくばJCT間の所要時間は、中央道、首都高C2中央環状線、常磐道経由の約100分から、圏央道経由で約85分になりました。しかし、暫定2車線で開通した久喜白岡JCT~つくばJCT間では、特に朝夕に走行車線と追越車線の合流部において混雑と渋滞が発生しているといいます。国土交通省とNEXCO東日本はこの区間について「引き続き、交通状況をきめ細かく把握してまいります」としています。
【画像】渋滞する圏央道
