スカイマークが就航20周年を記念した特別デザイン機を披露。ピアノの生演奏やトークショーなどのイベントも行われました
機体に天の川やはくちょう座をデザイン2018年9月3日(月)、スカイマークが羽田空港の同社格納庫内で、就航20周年記念式典を開催。
就航20周年を記念して登場した特別デザイン機「星空ジェット」(2018年9月3日、伊藤真悟撮影)。
「星空ジェット」となったのは、ボーイング737-800型機のJA73NQ号機。スカイマークが1998(平成10)年9月19日(土)、羽田~福岡線に就航し、今年9月19日(水)で20周年を迎えることを記念して登場したものです。
機体のデザインは社内で募集され、副操縦士がデザインした案が採用されました。機体左側面は虹色のグラデーションとした天の川とはくちょう座を描き、右側面は朝焼けを表現しています。
スカイマークの創業当時の機体には、航空会社のなかでもひよっこ的な存在だったことから、童話の『みにくいアヒルの子』になぞらえて、白鳥のように優雅に世界へ羽ばたくことを願い、垂直尾翼にはくちょう座をイメージしたロゴを描いていました。今回、20周年を機に創業者の思いを改めて知ってもらいたいと、はくちょう座をデザインしたそうです。
スカイマーク就航20周年記念の特別デザイン機「星空ジェット」。
機体前方の左ドア付近には20周年を記念したデカールも貼り付け。デカールは「星空ジェット」以外の19機にも、それぞれデザインが異なるものを貼り付けています。また、座席のヘッドレストカバーは、就航20周年を記念したオリジナルデザインです。
「星空ジェット」は、9月4日(火)から1年程度、スカイマークの全路線で運航されます。対象便は、運航日前日に同社ウェブサイトで発表されます。
格納庫内では就航20周年記念式典とあわせて披露イベントも開催。事前応募の174人が参加し、スカイマーク機内BGMの奏者で、ピアニストの川上ミネさんによるピアノの生演奏、航空写真家でフォトジャーナリストのチャーリー古庄さんによるトークショーなどが行われました。