JALがハワイ線の新サービスを発表。日本出発便のビジネスクラスでは、好きなタイミングで機内食が食べられるようになります。
JAL(日本航空)が2018年9月13日(木)、トミーバハマ銀座店(東京都中央区)で、ハワイ線での新たなサービスを発表。イメージキャラクターでファッションモデルの長谷川 潤さんが特別ゲストとして登場しました。「トミーバハマ」は、ハワイ発祥のアパレルブランドです。
プレミアムエコノミークラスとエコノミークラスで提供される機内食の新メニュー。メインディッシュはビーフストロガノフとマッシュポテト(2018年9月13日、伊藤真悟撮影)。
新たなサービスのコンセプトは「Style yourself ~JAL HAWAII~」。多様化するライフスタイルにあわせて、空港や機内だけでなく、ハワイ滞在中でも快適なサービスを行うものです。
ビジネスクラスでは、自分の好きなタイミングで食事ができる「JAL Luana Style(ルアナ・スタイル)」を10月1日(月)から開始。対象路線は、成田・関西・中部発のホノルル線とコナ線です。「Luana」は、ハワイ語で「楽しむ、リラックスする」という意味といいます。
プレミアムエコノミークラスとエコノミークラスは、『ミシュランガイド東京2018』で2つ星として紹介されているレストラン「L'Effervescence(レフェルヴェソンス)」のグランシェフ、生江史伸さんが監修した新しいメニューの機内食を提供。メインディッシュは、3種のきのこのビーフストロガノフと、「インカのめざめ」のジャガイモを使ったマッシュポテトです。
10月1日(月)からは、JALと提携するホテルで「アーリーチェックインサービス」を開始し、現地時間正午からホテルのチェックインが可能に。また、ハワイアン航空とのマイレージ提携も行い、ハワイアン航空便名の国際線や、ハワイ諸島を結ぶ国内線でJALのマイルをためることができます。ハワイに特化したJALオリジナルのスマートフォンアプリ「HAWAIICO(ハワイコ)」も提供します。
アーリーチェックインは「うれしすぎます」ホノルルのダニエル.K.イノウエ国際空港では、2019年3月末にJAL専用の自動手荷物チェックイン機が導入される予定です。JALが、海外の空港で自動手荷物チェックイン機を導入するのはこれが初めてといいます。また、8月18日(土)に新ラウンジ「サクララウンジ ハレ」がオープンしましたが、従来のサクララウンジ本館も2019年3月末予定でリニューアルを開始します。
長谷川 潤さんがゲストで登場。新メニューの機内食を試食(2018年9月13日、伊藤真悟撮影)。
ゲストで登場した長谷川さんは、アメリカ北東部のニューハンプシャー州の出身。2歳からハワイに移住しています。
JALの常務執行役員で国際路線事業本部長の大貫哲也さんは、「成田~コナ線が、9月15日(日)で路線の開設から1周年を迎えます。このタイミングで新しい商品やサービスを発表することで、より一層ハワイを盛り上げ、ハワイ島を盛り上げ、コナ線を盛り上げていきたいと思います」とコメント。ハワイ州観光局の局長、エリック高畑さんは「ハワイ島の火山の噴火は止まっていますので大丈夫です。また、風が常に吹いていますので、空気もきれいです。ぜひハワイ島に来ていただきたいと思います」と話しました。
※一部修正しました(9月14日12時58分)