国道2号「大阪湾岸道路」の西伸部が着工へ。阪神高速5号湾岸線を、六甲アイランドから西へ延伸します。
国土交通省近畿地方整備局と阪神高速道路は2018年11月14日(水)、国道2号「大阪湾岸道路」の西伸部について、工事に着手すると発表しました。
国道2号「大阪湾岸道路」の西伸部は、六甲アイランド北~駒栄間14.5kmの区間(画像:阪神高速道路)。
大阪湾岸道路は、垂水JCT(神戸市垂水区)からりんくうJCT(大阪府泉佐野市)までを結ぶ延長約80kmの道路です。このうち約59kmは、阪神高速4号・5号湾岸線などとして開通しています。
西伸部は、阪神高速5号湾岸線の六甲アイランド北出入口(神戸市東灘区)から、31号神戸山手線につながる駒栄出入口(仮称、同・長田区)までの14.5kmの区間です。計画では、6車線、設計速度80km/hで整備され、途中には六甲アイランド西出入口、ポートアイランド東出入口、ポートアイランド西出入口が設けられます。なお、完成時期は示されていません。
この西伸部の整備により、国土交通省近畿地方整備局は、阪神高速3号神戸線などを経由する阪神間の交通が分散し、物流の効率化や交通集中の緩和などの効果が期待されるとしています。起工式は12月22日(土)に神戸市内で開かれる予定です。
【画像】西伸部の整備で移動時間が短縮

国道2号「大阪湾岸道路」西伸部の整備により、移動時間の短縮が見込まれている(画像:阪神高速道路)。