小田急多摩線の延伸構想が加速、まず相模原へ リニア新幹線開業も影響する?

 建設費と採算性の推計にあたっては、鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄道・運輸機構)が国と地方自治体から整備費の3分の2の補助を受けて路線を整備し、小田急は使用料を払って路線を借りて列車を運行する「都市鉄道利便増進事業」制度の採用を前提に、2033年に唐木田駅からJR横浜線の相模原駅を経由し、JR相模線の上溝駅まで約8.8kmの一括開業を想定。運行本数は朝ラッシュ時間帯1時間あたり9本(急行3本、各停6本)、オフピーク時間帯1時間あたり6本(急行3本、各停3本)、運賃は小田急電鉄の運賃体系に50円の加算運賃を設定すると仮定しました。

 その結果、概算建設費は1300億円、輸送人員は1日あたり7.3万人で、費用と便益の比率を示す整備効果は1.2となり、社会的意義は認められるものの、黒字化まで42年を要することが分かりました。

「唐木田~相模原間」で検討へ

 これは都市鉄道利便増進事業適用の目安とされる「30年」を満たさないどころか、新線整備の可否を判断する目安の「40年」も上回る数字で、課題である採算性がクリアできない、つまり事業化は困難であることが明らかになりました。

 そこで、唐木田~上溝間の一括開業ではなく、唐木田~相模原間(約5.8km)を先行して開通する「段階的整備案」もあわせて検討され、概算建設費870億円、輸送人員同5.3万人で整備効果1.3、収支採算性26年となり、こちらのケースでは条件を満たすことが確認されました。


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2019年6月25日の経済記事

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