筑西周辺の農産物との「貨客混載」も検討中だそうです。
茨城交通が2019年7月23日(火)、高速バス「桜川・筑西ライナー」の運行を開始しました。
みちのりホールディングスのグループカラーをまとった茨城交通の高速バス車両(画像:みちのりホールディングス)。
1日3往復を茨城交通が単独で運行。全便にトイレ、無料の車内Wi-Fiを備えます。東京駅鍛冶橋駐車場を出たバスは、下館駅南口、道の駅 グランテラス筑西(ここまで筑西市、片道2200円)、ゆららの湯、岩瀬中央公民館入口、岩瀬駅(ここまで桜川市、片道2200円)に停車。東京行きの便は、乗客の希望に応じて首都高の八潮PAにも停車し、つくばエクスプレス(八潮駅)との乗り換えに便宜を図ります。
桜川市や筑西市は合計5万世帯の住宅地を有するとともに、茨城県西地区の工業団地も開発が進み首都圏との交流も盛んなことから、茨城交通は両市および周辺住民の都心への移動手段として、路線開設に向け両市と協議を重ねてきたといいます。なお、筑西周辺の農産物などを高速バスに載せて東京に直送する「貨客混載」についても、道の駅 グランテラス筑西と協議検討中とのことです。
【表】「桜川・筑西ライナー」のダイヤと運賃

「桜川・筑西ライナー」のダイヤと運賃(画像:茨城交通)。