3月7日、舞鶴湾に集まるサワラとラストの寒ブリを狙って、京丹後へオフショアジギングい行ってきた。この日は数は出ないがヒットすればブリクラスという状況で、うまく85cmのブリを仕留められたのでリポートしたい。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・田中耕二)
ポセイドンでジギング釣行
今年は暖冬で海水温が落ち切らず、例年だと口を使わなくなる2月でも青物が食っている。早くも春のジギングシーズン突入の京丹後へ、職場の李君と山崎さんと出掛けた。狙いは、この時期に舞鶴湾口に集まるサワラとラスト寒ブリ!さて、そんなにうまくいくだろうか?
薄暗い港をポセイドンは河岸払い。船長のえっちゃんに予定を聞くと湾口サワラには寄らず、沖で一発を狙いに行くという。ポセイドンの船長は女性なのだが、なかなか男前のプランだ…(笑)。
朝こそ寒かったがいい天気で、気持ちいい風を浴びながらタックル準備をしていると、山崎さんがキャビンから出てくる…。早くも酔ったらしい…(汗)。酔い止め飲んだはずなのに、この先は長いぞ~。

雰囲気あるも反応薄く
ポイントに着くと鳥が数羽まいまいしていて雰囲気はあるが、魚探に映る反応は薄い。船長はウロウロしてからここぞと思うポイントでスタート。70mの海底にジグを沈める。最初は、シルバーロング210gをスピニングタックルにセットしてワンピッチで狙う。やる気がある魚が居れば一発のはずだが、ノーバイト。次の流しでは、セミロングのシルバーグロー200gをベイトタックルで探るが、これもかすりもせず。
何カ所目かのポイント移動で、水深80mのボトムに感度が入る。スローで狙ってやろうとショート210gを3ozのロッドにセットして海底へ。中層にも感度が入ったと船長からアナウンス。ボトムタッチから10mを巻き上げ、ワンピッチ5回をセットで2回目にフォールを止めるバイト。

85cmブリがヒット
ラインを巻き取りフッキングしたが、スカッ。食い上げだと判断し、さらに巻き上げて重量を乗せてから再びフッキング。重みからしてメジロサイズか?「食ったよー」と知らせてグイグイ巻き上げてくると、途中からドラグを引きずり出す。思ったより型がいいかもと慎重に浮かせて船長が差し出すネットに納めたのは85cmのブリ。さぁこれから続くかと期待したが、単発で終了。

この後も反応をたたくがバイトはないままにお昼休憩。カップラーメンとお握りで腹ごしらえして後半戦。
釣友にもブリが
僚船から連絡があって深みに移動するポセイドン。道中115mのラインで反応が入る。
今日は、数は出ないがヒットすればブリ。平均7~8kgだが、僚船では10kg超が出ているようだ。そんな巨ブリを求めて移動を繰り返していると李君にバイト。ロッドをブチ曲げてブリを仕留めた。

これからブリ祭りかと期待していると、キャビンから山崎さん登場。回復したらしいので、ロッドを持たせたが、イマイチ動きが悪い。そのままキャビンにリターン…(汗)。これも試練です!
帰りに湾港でサワラ狙い
この後も反応をたたいたが、大した釣果もなく沖上がり。帰りに湾口サワラを求めて寄り道。
160gの赤金ジグにトリプルフックを装着して狙う。山崎さんも再びチャレンジ。湾内で波が穏やかになったからなのか、今度は元気にジャーク&フォール。
サワラ狙いは、一定のペースでジャークしてからの食わせの間が効くと解説している私にはエソの連発。ふと見ると山崎さんのロッドが曲がっている。フンフン巻き上げたのは、サワラと呼ぶには少し恥ずかしいサゴシ大。それでもよくやった。

10kg超のブリを連発した船も
さぁ私も続くでと思うが、「帰りましょー」とえっちゃん船長。もうちょっとやりたかった私と李君でした。釣果は3人で狙いの魚を仲よく1匹ずつ。その他はガシラやレンコダイだった。
10kg超のブリを連発した僚船もあったので、いい群れに当たればブリカーニバルだったのだろう。
<田中耕二/TSURINEWS・WEBライター>
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